クアラルンプールの電車
- 2018/6/10
- 生活情報
クアラルンプールは車社会でタイのバンコク、インドネシアのジャカルタなどの他のASEAN諸国の都市部と同様にラッシュ時間の渋滞はものすごいです。
渋滞にはまると、通常10分程度で着く距離が30分以上、ひどいと1時間くらいかかることになり、とてもとても大変なのです。
そこで、便利なのが東京と同じく電車です。
クアラルンプールは、公共交通機関がそれなりに充実しており、クアラルンプール近郊はLRTというRapid KLが運航している高架鉄道が走っています。
<LRT Kelana Jaya Line(クラナ ジャヤ線)、アンパンパーク駅の路線図>
LRTには、LRT Ampang Line(アンパン線)、LRT Sri Petaling Line(スリ ペタリン線)、LRT Kelana Jaya Line(クラナ ジャヤ線)の3つの路線があり、多くの市民が通勤、通学に利用しています。
日本の山手線並みの運行間隔ですのでとても便利ですし、運賃も安く時間も正確、そして清潔な車両です。
ラッシュ時間はタクシーもGrabもつかまりにくいので、現地の人のみならず、旅行者にとってもLRTを使いこなすと便利でしょう。
クアラルンプールの公共交通機関には、LRTの他にも路線があり、同じくRapid KLが運航しているKLモノレールやマレー鉄道が運航しているKTMコミューターがあります。
また、空港に行く鉄道としては、KLIAエクスプレスという最高時速160kmで走る高速鉄道があり、KLセントラル駅からKLIA(クアラ・ルンプール国際空港駅)までノンストップで28分で到着します。(KLIA2までは33分)
同区間を並行して走る各駅停車(停車駅3つ)のKLIAトランジットもあり、こちらは約40分ほどかかります。どちらも同じ運賃なので、空港からクアラルンプール市街に行きたい場合は、KLIAエクスプレスに乗りましょう。
2014年からエアアジアなどのLCC専用の空港ターミナルKLIA2まで繋がり、KLセントラルからKLIA、KLIA2を結ぶ最速かつ最安値の公共交通機関です。
このように、クアラルンプールは車社会ではありますが、電車もとても充実した街ですので、時間に正確に移動したい時や渋滞を避けたい時には、有効な移動手段です。
ぜひ、活用されると便利だと思いますよ!