マレーシアについて

マレーシアは、東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域とする東南アジア地域のほぼ真ん中に位置する国土面積約33万平方キロメートル(日本の約90%)、人口約3,200万人の国です。

首都クアラルンプールは、高速道路や市内鉄道、モノレールなどのインフラが整備され、高層ビルが立ち並ぶ東南アジア有数の近代都市であり、東南アジアでは珍しい、清潔で治安の良い大都市です。

マレーシアは、ASEAN諸国の中でも政治的、経済的に安定しており、中間層、富裕層比率が高く、今後も旺盛な消費需要は堅調に推移することが見込まれ、消費市場としての魅力も高い国です。

また、ビジネス環境が整備された国としての評価も高く、世界銀行のビジネス環境調査「Doing Business 2017」によると日本34位に対し、マレーシアは23位に位置し、中小企業の進出にも魅力的な国です。

多民族・他宗教の国

マレーシアの大きな特徴は、様々な民族から成り立つ多民族国家であることです。マレー系が約67%、中華系が約25%、インド系が約7%で構成されており、文化的背景も異なります。

また、宗教に関しても、国教はイスラム教で、マレー系を中心に広く信仰されていますが、一方で中華系は仏教、インド系はヒンドゥー教というように、多宗教の国でもあります。

このように、多民族、多宗教が共生している国なのです。

 

政治体制

マレーシアは、立憲君主制の連邦制国家。国家元首は国王であり、首相の任命と法律の裁可を行います。マレーシアの国王は13州の内9州にいるスルターン(首長)による互選で選出され、任期は5年です。世襲ではなく選挙で選ばれかつ終身制ではない世界でも珍しい国王です。

議会は、二院制(上院・下院)で、行政府の長である首相は、選挙によって下院の最大政党の党主が選ばれ、国王により任命されます。

2018年5月、1957年に独立して以来初めての政権交代となりました。

 

言葉

マレーシアの公用語はマレー語ですが、英語と中国語も使われ、街中では様々な言語が入り混じっています。

クアラルンプールなどの都市部では、普通に英語が通じますので、マレー語が分らなくても英語だけで十分生活が出来ます。

また、イギリスやアメリカのように英語ネイティブの国ではないので、英語が苦手な日本人相手にも丁寧にゆっくり、辛抱強く会話に付き合ってくれます。これは、英語が苦手な方には、とてもありがたいことです。

こういった環境ですので、マレー語や中国語は全く話せず、英語も片言の私でも十分暮らすことが出来ますので、言葉に自信のない方にも安心な国だと言えます。

 

日本との距離

日本の首都東京からからマレーシアの首都クアラルンプールの距離は、約5,300kmです。

羽田空港からクアラルンプール国際空港(KLIA)までは、飛行機で往路は約7時間半、復路は約6時間半で行くことができ、全日空(ANA)、日本航空(JAL)、エアアジア、マレーシア航空が直行便を運航しており、アクセスの良い国です。

また、さらにクアラルンプールから他の東南アジア諸国へのアクセスも良く、旅行やビジネスにもとても便利な立地です。

LCCのエアアジアを利用すれば、安い費用で行くこともでき、時期によっては、東京‐大阪の新幹線代程度の費用で行くことができるのも魅力の一つです。

時差も日本とマレーシアでは1時間しかない為、時差ボケもありませんし、日本への連絡もそれほど時差を意識する必要がありません。
これは、ビジネスを行う上でもメリットの一つになるでしょう。

 

親日国

マレーシアは、親日国としてもよく知られています。
2017年には、日本・マレーシア外交関係樹立60周年を迎えました。

2018年5月に92歳にして15年ぶりに首相に返り咲いたマハティール氏が1981年に首相であった際に、個人の利益より集団の利益を優先する日本の労働倫理に学べと提言した「ルックイースト政策(東方政策)」の影響もあり、技術協力や直接投資、貿易などを通じて両国の経済関係はとても親密であり、日本のことが好きな方が多い点も日本人が住みやすい、また日本企業が進出しやすいポイントでしょう。

マレーシアへ進出している企業がマレーシアを評価するポイントとして、「親日感情」は常に上位に位置します。

 

ビジネスの基盤

マレーシアは、シンガポールと並んで「東南アジアの優等生」として発展を続けており、GDP成長率はここ数年5~6%前後で推移しています。人口も増加傾向にあり、ボリュームゾーンは25‐29歳となっています。

電気やガス、水道、インターネット、交通などのインフラが充実し、先述の通り、世界銀行のビジネス環境調査「Doing Business 2017」によるとマレーシアは日本よりも上位の23位に位置し、ビジネス環境が整備された国としての評価も高く、日本の中小企業も進出しやすいこともマレーシアの大きな魅力の一つです。

マレーシアのビジネス環境に関する記事はこちら。

Shintaro Akanauma

Shintaro Akanaumaアクティス株式会社 代表取締役

投稿者プロフィール

日本で経営コンサルティング会社を経営しており、中小企業のマレーシア進出支援にも力を入れています。
家族はマレーシア、クアラルンプール近郊に在住しており、私も毎月マレーシアと日本を行き来していますので、その中で得た生の情報をお届けいたします!

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