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ナシレマ(Nasi Lemak)【マレーシアグルメ情報】
- 2020/2/16
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私の最も好きなマレーシア料理は、チキンライスですが、マレーシアのローカル飯といえば、「ナシレマ(Nasi Lemak)」です。
マレー系、中華系、インド系問わず、マレーシア人の国民食といえば、ナシレマだと言えるでしょう、
「ナシレマッ」や「ナシルマ」と書かれていることもあります。
「ナシ(Nasi)」は、米(メシ)を表します。
日本でもおなじみのナシゴレンのナシも同じです。
「レマ(Lemak)」は、マレー語で脂肪という意味ですが、ここではココナッツミルクのことを指すようです。
つまり、ココナッツミルクで炊いた米という意味ですが、ベーシックなナシレマは、ライスと共にイカンビリスという小魚を揚げたものとピーナッツとキュウリが添えられていて、サンバル(sambal)というローカル辛子味噌がついてきます。
そこにフライドチキンが乗っていたり、牛肉やラムなどが載っている場合もあります。
サンバルは、マレーシア料理になくてはならない調味料の一つで、だいたいのローカル料理についてきて、各お店によって味も少しずつ違い、これを求めてやってくるお客さんもいたりします。
結構辛いので、辛いのが苦手な人には少し厳しいかもしれません。
ナシレマは、小ぎれいにお皿に盛られているものばかりではなく、屋台などで売っている持ち帰り用は、バナナの葉で包まれたものや、ポリ袋に入ったものなどもあり、お昼ごはん用に朝に買っている風景もよく見ます。
屋台で売られているナシレマは、RM2(50~60円)程度で買えてとても安いですが、中身はライスとサンバルと小魚とピーナッツの揚げ物くらいしか入っていないいわば「かけそば」的なものです。
中を開けると、葉っぱで包まれたナシレマが出てきます。
見た目は、とってもイマイチですが、ココナッツライスとサンバルの辛味でザ・マレーシア食!で美味しいですよ。