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バクテー(肉骨茶)【マレーシアグルメ情報】
- 2018/10/8
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バクテー(肉骨茶)【マレーシアグルメ情報】
マレーシアで食べた料理を紹介する【マレーシアグルメ情報】第2弾は、「バクテー(肉骨茶 / Bak kut teh)」です!
「バクテー(肉骨茶)」は、マレーシアの有名なローカルフードの一つです。
漢字の字面を見ると、どんな食べ物かとちょっと怖く感じますが、骨付きの豚肉の煮込み料理です。
「茶」という字を使ってますが、特にお茶を使うわけではないようです。
マレーシアの他、シンガポールでもローカルフードとして親しまれています。
漢方薬のようなスパイスと中国の醤油をベースにしたスープで骨付きの豚のあばら肉や内臓肉を煮込んだシンプルな料理で、他にレタスや湯葉、厚揚げなどを入れたりするので、見た目は鍋料理のようにも見えます。
日本人にも人気の料理で、バクテーが好きな方は多くいます。
マレーシアのスーパーに行くと、即席バクテーの素みたいなものも売っています。
実は、私はバクテーを食べたことがありませんでした。
このバクテー(肉骨茶)という名前が音的にも字面的にもまったく美味しそうになく、積極的に食べたいと思えなかったので、食べる機会がなかったのですが、クラン(Klang)に美味しいバクテーのお店があると教えてもらったので行ってみました。
なんでも、このクランがバクテー発祥の地だそうです。
↓教えて頂いた有名店、TELUK PULAI BAK KUT TEH (直落玻璃瓦煲肉骨茶)
土曜の昼の時間に行ったのですが、お店は満席、中華系のマレーシア人のお客さんで一杯です。さすが人気店!これは期待できそうです。
ちなみに、マレー系のマレーシア人はムスリムであり豚肉は食べられないので、一人もいません。
ここら辺、同じマレーシア人でも民族により食文化が違うのがマレーシアの特色ですね。
店内は、ホールと厨房の明確な境もなく、厨房ではひたすらバクテーが作られて、できたものが次々に客席に運ばれていきます。
バクテー屋さんが初めての私は、興味津々で見入ってしまいました。
運ばれてきた4人前のバクテー。
一つの鍋に入ってるので、見た目は鍋料理にしか見えません。
各自お皿にとってライスと一緒に食べます。
味は、漢方的なスパイスが入っているので、ちょっと薬膳的な味です。
ストライクゾーンで言えば、ど真ん中ではありませんでしたが、普通に美味しく頂きました。
一般的なバクテーはこのようにスープに浸っていますが、汁なしのドライバクテー(Dry Bak kut teh)というのもあり、こちらは、豚肉の炒め物のような感じです。
汁のないドライバクテーの方が好きという方もいるようですが、個人的には、普通のバクテーの方が美味しかったです。
マレーシアの名物料理なので、マレーシアにお越しの際は、ぜひ一度お試しください!^^