ナシレマ(Nasi Lemak)【マレーシアグルメ情報】

私の最も好きなマレーシア料理は、チキンライスですが、マレーシアのローカル飯といえば、「ナシレマ(Nasi Lemak)」です。

マレー系、中華系、インド系問わず、マレーシア人の国民食といえば、ナシレマだと言えるでしょう、

「ナシレマッ」や「ナシルマ」と書かれていることもあります。

「ナシ(Nasi)」は、米(メシ)を表します。
日本でもおなじみのナシゴレンのナシも同じです。

「レマ(Lemak)」は、マレー語で脂肪という意味ですが、ここではココナッツミルクのことを指すようです。

つまり、ココナッツミルクで炊いた米という意味ですが、ベーシックなナシレマは、ライスと共にイカンビリスという小魚を揚げたものとピーナッツとキュウリが添えられていて、サンバル(sambal)というローカル辛子味噌がついてきます。

そこにフライドチキンが乗っていたり、牛肉やラムなどが載っている場合もあります。

サンバルは、マレーシア料理になくてはならない調味料の一つで、だいたいのローカル料理についてきて、各お店によって味も少しずつ違い、これを求めてやってくるお客さんもいたりします。

結構辛いので、辛いのが苦手な人には少し厳しいかもしれません。

ナシレマは、小ぎれいにお皿に盛られているものばかりではなく、屋台などで売っている持ち帰り用は、バナナの葉で包まれたものや、ポリ袋に入ったものなどもあり、お昼ごはん用に朝に買っている風景もよく見ます。

屋台で売られているナシレマは、RM2(50~60円)程度で買えてとても安いですが、中身はライスとサンバルと小魚とピーナッツの揚げ物くらいしか入っていないいわば「かけそば」的なものです。

中を開けると、葉っぱで包まれたナシレマが出てきます。

見た目は、とってもイマイチですが、ココナッツライスとサンバルの辛味でザ・マレーシア食!で美味しいですよ。

 

>>>マレーシアグルメ情報の記事一覧はこちら!

Shintaro Akanauma

Shintaro Akanaumaアクティス株式会社 代表取締役

投稿者プロフィール

日本で経営コンサルティング会社を経営しており、中小企業のマレーシア進出支援にも力を入れています。
家族はマレーシア、クアラルンプール近郊に在住しており、私も毎月マレーシアと日本を行き来していますので、その中で得た生の情報をお届けいたします!

この著者の最新の記事

関連記事

  1. 2018-6-7

    KLCC(Kuala Lumpur City Centre)

    マレーシアの顔“KLCC” KLCC(Kuala Lumpur City Centre)は、近代的…

おススメ記事

  1. ランカウイ島は、自然がいっぱいの島でアクティビティも自然を楽しむものが中心です。 今回は、マン…
  2. 飲食業のマレーシア進出 日本の企業がマレーシアに進出するためには、いくつかのハードルをクリアしなけ…
  3. 私の最も好きなマレーシア料理は、チキンライスですが、マレーシアのローカル飯といえば、「ナシレマ(Na…
  4. ペナン島(Pulau Pinang) ペナン島は、マレー半島の北西のペナン州にある島です。 「P…
  5. 11月1日~3日の3日間で開催した、飲食業向けのクアラルンプール視察セミナー。 いよいよ最終日…

Check!!

  1. 2018-6-10

    手放せない配車サービス“Grab”

    クアラルンプールは車社会で、車を所有しない旅行者にとってはタクシーの活用は必須です。料金も日本と比べ…
  2. 2019-12-28

    くるくるアイスクリーム Delivic Premium

    オシャレなエリアとして人気のバンサー(Bangsar)エリアにある「Bangsar Shopping…
  3. 2019-9-6

    電動キックボードのシェアサービス”beam”

    クアラルンプール中心地にある電動キックボードのシェアサービスを始めて利用してみました! …
2020年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
242526272829  
ページ上部へ戻る