マレーシアに進出している日系企業

マレーシアには、多くの日本企業が進出しています。
日本とマレーシアの交流の歴史は古く、2017年に外交樹立60周年を迎えています。

さらに、マレーシアの前身マラヤ連邦とは、独立を宣言した1957年8月31日に外交関係が始まっています。

マレーシアにとって日本は、主要な輸入先の一つであり、重要なパートナーです。そして日本にとっても同様に重要なパートナーであり、日系企業のマレーシアに進出する日系企業は、1,385社(製造業691社、非製造業681社、その他13)となっています。(JETRO 2018年9月時点)

マレーシアは、シンガポールと並んで「東南アジアの優等生」として発展を続けており、人口も増加傾向にあり、ボリュームゾーンは25‐29歳と若く、特に中間層の増加により、強い消費力が魅力です。

そのため、日本からは大企業ばかりではなく、中小企業も強い消費力を魅力にサービス業、小売業、飲食業など多くのBtoC企業がマレーシアに進出しています。

電気やガス、水道、インターネット、交通などのビジネスに欠かせないインフラが充実しているマレーシアは、ビジネス環境が整備された国としての評価も高く、日本の中小企業が進出しやすい環境の整った国と言えます。(世界銀行のビジネス環境調査「Doing Business 2019」)

マレーシアに進出している有名なBtoB企業の例(2020年1月現在)

小売業

・伊勢丹
・イオン(AEON)
・ファミリーマート
・紀伊國屋書店
・三井アウトレットパーク
・ユニクロ
・無印良品
・ダイソー

(直近である出店計画)
・ららぽーと
・ドン・キホーテ

飲食業

・吉野家
・すき家
・ペッパーランチ
・はなまるうどん
・一風堂
・山頭火
・壱角家
・麺屋武蔵
・Coco壱番屋
・新宿さぼてん
・焼肉 トラジ
・世界の山ちゃん
・ビアードパパ(Beard papa’s)
・ドトールコーヒー
・星野珈琲店

サービス業

・セコム(SECOM)
・パソナ
(・出雲大社)

 

【関連記事】

>>> マレーシアのビジネス環境
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Shintaro Akanauma

Shintaro Akanaumaアクティス株式会社 代表取締役

投稿者プロフィール

日本で経営コンサルティング会社を経営しており、中小企業のマレーシア進出支援にも力を入れています。
家族はマレーシア、クアラルンプール近郊に在住しており、私も毎月マレーシアと日本を行き来していますので、その中で得た生の情報をお届けいたします!

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