ランカウイ島(Pulau Langkawi)

ランカウイ島は、マレーシアとタイとの国境にほど近い、アンダマン海に浮かぶ日本の淡路島の約3分の2ほどの小さな島で、車なら2時間半~3時間ほどで一周できてしまうサイズです。

マレーシアと聞いて思い浮かぶ観光地は、クアラルンプールやペナン島が有名であり、ランカウイ島は、まだまだ知名度が低いと言えますが、実は、アジア各国、ヨーロッパからの観光客の多いリゾートアイランドです。

日本からは、クアラルンプール経由で国内線に乗り継いで1時間ほどで行くことができます。

≪ランカウイ空港≫

そんなランカウイ島の特徴と言えば、手付かずの豊かな大自然。
2007年にユネスコの世界ジオパークにも登録されており、島特有の地形と熱帯雨林のジャングル、マングローブ林そして、青い海が最大の魅力の島です。

南の島が好きな方にはおススメのリゾート地と言えるでしょう!

ホテルの庭やプールにいるだけで、たくさんの猿や日本では見ない鳥を見ることができます。

そして、もう一つの特徴は、島全体が免税(Duty Free)だという事です。
マレーシア政府が観光地として力を入れる政策により、島全体が免税で、タバコもアルコールもとっても安く買えます。缶ビールが60円くらいです。クアラルンプールは、酒類が高く、日本よりも高いのですが、ここランカウイは免税のおかげで水より安く買えます。
マレーシア土産としてよく変われるチョコレートももちろん安く買えます!

ランカウイの中心地、クアタウンに行けばお土産やお酒類も買えるし、レストランもたくさんあります。ただ、中心地と聞いて期待して行くと、その田舎っぷりにビックリするかもしれません。(笑)

≪ランカウイの中心地、クアタウン≫

食事はやっぱり、海で捕れたカニやエビ、魚といった魚介類がおススメで、シーフードの美味しいお店が多くあります。
ホテルのレストランでもシーフード料理はたくさんありますよ。
それとランカウイでは、日替わりで開催場所が違いますが毎日ナイトマーケットが開かれます。観光客や地元の人でにぎわうナイトマーケットで食事をしても良いと思います。


という感じで、大自然と免税で有名なランカウイですが、いわゆる観光地が多いわけではないので、大自然を楽しむというのが中心になります。

アクティビティとしては、

  • マングローブ林カヤックツアー
  • マングローブクルーズ
  • サンセットクルーズ
  • ヨットクルーズ
  • ダイビング/シュノーケリング

など自然を楽しむアクティビティが多くあります。

私は、友人家族と子連れで行ったのですが、マングローブ林のカヤックツアーはとっても楽しかったです。5歳の娘と小学生の息子とお友達の女の子もとっても楽しんでいたので、小さな子供を連れたファミリーにもおススメです!
マングローブ林のカヤックツアーの記事はこちら!

観光スポットとしては、ケーブルカーとスカイブリッジが有名です。
ケーブルカーでは、標高708mのランカウイ山脈の2番目に高い山頂に登ることができます。滝や原生林を眼下にゴンドラに乗って登っていき、途中、Middle Stationを経由してTop Station(頂上の駅)に着くと標高708mの展望台から周りの島々やランカウイ島を360度見渡せるパノラマビューを楽しむことができます。
さらに、ケーブルカーの頂上の駅から歩くか、専用のゴンドラに乗ってスカイブリッジに行くことができます。全長約125mのつり橋は、「World’s Most Spectacular Pedestrian Bridges(世界で最も壮観な歩行者用橋)」だそうです。

ランカウイ島は、都会の喧騒から離れ、大自然の中、のんびり過ごしながら、マングローブ林やきれいな海を楽しみ、夜は安く買えるお酒を飲みながら夜空を眺める。なんていう過ごし方がベストです。

Shintaro Akanauma

Shintaro Akanaumaアクティス株式会社 代表取締役

投稿者プロフィール

日本で経営コンサルティング会社を経営しており、中小企業のマレーシア進出支援にも力を入れています。
家族はマレーシア、クアラルンプール近郊に在住しており、私も毎月マレーシアと日本を行き来していますので、その中で得た生の情報をお届けいたします!

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